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ペット君

鹿児島のソラさんの紹介で僕の生徒さんになってくれた関東にお住まいのかすみママさんのお話です。ソラさんもかすみママさんも昨年出産があり、昨年は本当に我が家も含めて知り合いの出産の多い一年でした^^

かすみママさんは動物園へ家族で出かけ爬虫類館に入ったところから気持ち悪くなり、めまいのような症状が出て肩も重くなったようです。
夜になっても胃のムカムカやザワザワする怖い夢などで寝つけず僕にメールしたというわけです。
何かの鳴き声や物音みたいなのが聞こえたり悪寒がはしったりして怖いとも書いていたのですぐに僕はピンときました。

人に飼われている動物たちの苦しい気持ちが集結して集合体となり人に憑くケースが過去にも数件ありました。本来なら自然の中で生きるべき動物が檻やカゴ、水槽などに閉じ込められ自由を奪われる苦しみ、なかには虐待を受けているペットもいるでしょう。
ネーミングセンスのない僕は「ペット君」「カメレオン君」などと感じたままの変な名前を付けて生徒さんたちと苦笑いしながら昇華のアドバイスをしてきました(笑)
今回かすみママさんに憑いていたものは質的にはペット君と同じものでしたが動物園の動物はペットじゃないしなぁ・・・動物園君かな・・・・などと名付けにちょっと迷いましたが^^;かすみママさんのメールがキツそうだったので名付けに時間を使っている場合ではないと思い「動物園にいる動物たちの苦しい想念の集合体です」と今回はそのまま伝えました。

昇華方法をメールで教えてかすみママさんに昇華してもらいました。

先生からのメールを読んだときからぼろぼろ涙が出てきて、次から次から涙と感情がこみあげて、苦しかったです。

昨日行った動物園の動物たちを頭に浮かべながら昇華していきました。

最後に〔分かってくれる人がいてよかった〕という言葉が頭に浮かんできました。

昇華が終わった後、とてもすっきりしました。このスッキリ感は、初めての感覚です!

全般的にとてもはっきりしたイメージが頭に浮かんでいました。

無事昇華できてかすみママさんはスッキリできたようです^^
もちろんスッキリできたのはかすみママさんだけでなく人間の行いによって生み出された動物たちの苦しい想念の集合体もです。
これは「祓う」では解決できないものだと思います。祓ってもまた別の人に憑くだけです。昇華して救うからこそ別の人に憑くことを未然に防げるのです。

今、先生のブログを読み返していました。以前読んだ絶滅霊のお話が気になったからです。

人間と動物のかかわりについて、考えさせられます。

動物園にいる動物たちは、人間に見られながらせまいところで生活していてかわいそうだなあ…

でも、子供たちに動物たちに触れ合う機会をつくるために動物園は必要なのかなとか…

私一人が考えても何も変わらないとは思いますが、こうやって動物たちに思いを馳せることが今回の学びなのかなと思います。

今回の経験でかすみママさんの心はまた一歩前進したようです。
子どもたちに夢を与える動物園。強制的に閉じ込められ見世物にされる動物たち。動物園という施設の見せる光と影。簡単に答えの出せる問題ではないと思います。
人間の行いによって動物たちの悲痛の思いから生まれるペット君たち。
そんなペット君が人に憑いたからといって悪霊だなんだのといって祓うというのはどうなのでしょう。
せめて僕や僕の生徒さんたちがペット君と遭遇したときは祓わずに人間代表として優しく癒してあげたいと思います。

参考までにペット君に憑かれたときによくある症状を書いておきます。

★ 急に人が怖くなる
☆ 激しい絶望感(自分の人生はもう終わりだと理由もなく思う)
★ 閉じ込められているような圧迫感

かすみママさん、ブログ掲載ご協力感謝です^^

コメント

東京の歌子です。
今日TVでペット問題について放送していました。
昨年とても衝撃的なドキュメンタリーを観た流れから改めてそのことについて考えていたら、先生の日記も動物のお話で、少しびっくりしました。

私にも何度か動物の霊が来ましたね。

辛い思いが身体を通して伝わってきた分、問題を真剣に受け止めています。

とても根本的な問題なので先生のおっしゃるように難しいと私も思います…。

でも少しでも今現在さまよっている霊たちが癒されてくれればいいなと思って止みません。

もちろん今生きている私の大事な猫たちも大切に愛してあげたいと思います^^

>歌子さん
ペット問題は難しいですね。
でも歌子さんの飼っている猫ちゃんたちは幸せですよね^^
これからも多くの癒しを期待してます^^

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