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堕天使

僕はあまり宗教とかには詳しくありません。今回「堕天使」というものを書くのは宗教的な知識からではなく実際に堕天使と接することがあったからです。特定の宗教を否定するためのものではなく、僕が実際に体験し感じたことを書くだけだということをご理解ください。

最近、二人の方が堕天使の影響で心身の調子を崩し僕に相談してきました。一人は、わけもなく悲しくなり涙を流すという症状が出ていたそうです。もう一人は連日のように自殺願望が出てきて手首を切りそうになったり、車道に飛び出しそうになったり、マンションから飛び降りそうになったりという衝動を抑えるのが精一杯だったそうです。

僕は堕天使という言葉は知っていましたが実際に存在するのかは疑問でした。僕の定義では人間が転生を繰り返すうちに魂が極度に成長し、もう転生する必要がないくらいまで進化した存在が天使です。そんな高次の存在が堕ちてしまうことがあるわけがない・・・そう思っていました。ですが今回、相談してきた二人に堕天使が憑いていました。本当にいたんですね。

高次の存在となった天使は、僕たち人間のような物質的な欲望などありません。人の幸せを願う純粋な存在です。そして物質的な欲望ではなく、人の幸せを願う心が魂を進化させることを知っている存在です。世の中の平和を願い人々の幸せのために天使に祈りを捧げることが本当の祈りだと僕は思います。ですが中には物質的な欲望を満たすためのお願いを天使にする人もいれば、聞くに堪えない願い事をする人もいるようです。そんな人たちの醜い心に触れると天使は傷ついてしまい、限界を超えると堕ちてしまうらしいのです。堕天使を生み出していたのは他ならぬ人間だったのです。

それを知り、僕はとても切なくなりました。苦しい思いをした堕天使を癒し、帰るべきところへ導きました。その後、二人の不調は改善しました。

もしも天使に祈ることがあるとすれば堕天使を生み出すような祈りはしないで、天使の喜ぶような祈りをしたいものだと心から思いました。

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