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選択権は自分にある

ある世界で真剣な面持ちで考え事をしている男性と出会いました。

「なにか悩み事ですか?」

「A子という女性を俺は1ヶ月観察し続けてきた」

「あぁ、ストーカーですね?」

「ちがう!A子は最近ある男性にフラれて自殺未遂をしたんだ」

「それは心配ですね」

「俺はB子という女性も1ヶ月観察を続けている」

「同時に二人にストーキングですかっ!?」

「ちがうっ!B子も実は同じ男性にフラれたんだ」

「罪な男性がいるものですねぇ」

「A子と違いB子は落ち込む様子もなく毎日楽しそうに過ごしている。この二人の違いは何なのか考えていたんだよ」

「確かに同じ出来事を体験しても人の反応は本当に様々ですよね。どうしてなんでしょうね」

「そんなの簡単なことだよ・・・」

き、聞き覚えのあるこの声・・・。あっ、フクロウおばさんだ。

「物事に意味を与えるのは常に自分なんだよ。同じ出来事が起こってもそれに良い意味を与えるか悪い意味を与えるかの選択権は自分にあるんだよ。悪い意味を与えてしまう癖のある人は人生苦労するだろうねぇ」

ある女性がこっちに向かって走って来ました。

「フリオさん!この前はふられちゃいましたけど私あきらめてませんからっ!フリオさんにふられたことで自分をしっかり見つめなおすことが出来ました。私、もっといいオンナになってまた告白しますから待っててくださいね♪」

そう告げると女性は走り去っていきました。

「B子・・・・」

「ええっ!今のがB子さん?じゃあ、ふったのはあなただったんですか?」

「ああ。今のB子・・輝いてたな。今のB子なら・・・俺のほうから告白してみるかな。まああと1ヶ月程、観察してみるかな」

「結局ストーキングですかっ!!」

そういえばフクロウおばさんは?もういない・・・でもフクロウおばさんの言ったことよくわかります!人を悪人と判断するのも善人と判断するのもその人の自由。今の世の中に希望を感じるのも絶望を感じるのもその人の自由。今現在を幸せと感じるのも不幸と感じるのもその人の自由。幸せとは自分自身で作り上げるものなんですね。フクロウおばさん、ありがとう!安っぽい人生劇場を見せてくれたフリオさん、ありがとう!怪しげブログを読んでくださってる皆さん、ありがとう!

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