鹿児島でレイキ

犯罪君に支配され犯罪者の心境を体験したＨさんですが、実は犯罪君との関わりは初めてだったわけではありませんでした。Ｈさんのお父さんが１０年くらい前に失踪し行方不明になっているらしく、お父さんがどんな状態にあるのか調べてほしいとお願いされたので調べてみたところ、Ｈさんのお父さんは確かに１０年くらい前に犯罪君に入り込まれて支配されつづけている状態でした。本当に犯罪を犯しているかまではわかりませんが、きっと辛い精神状態で過ごしているのだと推測できます。

Ｈさんは、お父さんを楽にしてあげたいと自分自身で犯罪君へ対処することを希望しました。しかし、どうしてもできないと数日が過ぎたところでＨさん本人にも犯罪君が入ったのでした。

そして、犯罪君に支配されたときの心境がわかったわけですから、お父さんの苦しみが理解できたのだと思います。一度は犯罪君に敗北したＨさんですが、今度はお父さんを支配している犯罪君でリベンジすると決意しました。そして見事、お父さんを支配していた犯罪君の昇華に成功しました。お父さんの１０年近くの心の傷は相当なものでしょうが、これから良い変化があればと思います。

Ｈさんもきっと今までは、行方不明のお父さんを心配しつつも、家族を見捨てて家を出ていったことを責めていた部分もあったのではないかなと僕は勝手に推測しました。犯罪君の影響力を知ったＨさんの中ではきっと、お父さんに対する気持ちに大きな変化があったのではないかと思います。そしてそれが犯罪君昇華の成功に繋がったのだと思います。Ｈさんの心の成長を感じました。

家族を責めてしまっている人へ

責めてしまいたいような家族がいたとしても、実は本人が一番わけがわからず苦しんでいる場合もあります。何かどうしようもない原因があるかもしれないのです。根っからの悪人なんていないと僕は思っています。