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少年の頃の日記

今日は久しぶりにお父さんと会えました。
いっしょにキャッチボールをしてくれてとても楽しかったでした。

これは僕が子供の頃に書いた日曜日の日記です。実際は土曜日に書いています。子供の頃、両親と離れて暮らしていて、たまにしか会うことができませんでした。たまに会っても、お父さんは仕事が忙しく、なかなかキャッチボールをしてくれませんでした。そこで子供の僕が考えた作戦は土曜日のうちに日曜日の日記を書いてしまって「キャッチボールをしたって書いたんだからキャッチボールしようよ~」作戦でした。今思うと、忙しい父を困らせていたなぁってわかります。わかっていても困らせてしまうのが子供なんですけどね。

自分が大人になり親になり、今は子供の言い分、親の言い分、どちらも理解することができます。両方の言い分をわかりつつ、限られた時間の中で僕はどれだけ子供を喜ばせてあげることができるのでしょう。

キャッチボールをするだけなら誰とでも出来る。
僕はお父さんとキャッチボールがしたかったんだ。

子供の頃の僕はそう言います。

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