他人の不幸を望んでいる人へ
「こんなに自分は不幸なのにアイツはどうして幸せそうなんだ・・・ムカつく!」
「不幸な人を見ると、自分だけが不幸じゃないんだと思えて安心できる。みんな不幸になればいいのに!」
こんなことを考えている人をたまに見かけます。
人と接するときも作り笑いを浮かべながら心の中で相手に罵声を浴びせている人もいるかもしれません。
きっとそんなタイプの人の多くは心か身体に不調を感じているのではないでしょうか。それは一体どうしてでしょうか。その人の中で何が起こっているのかを今日は書きたいと思います。
人の意識には顕在意識と潜在意識があるのはご存知だと思います。簡単に説明するとコントロール可能な意識が顕在意識で、そうでないほうが潜在意識です。ちょっと謎めいたほうの潜在意識ですが、ある特徴があります。それは「自分と他人を区別するのが超ヘタ」ということです。
気分がスッキリするからといって、誰かに怒りをぶつけ罵声を浴びせたり心の中で誰かを呪ったりすると潜在意識は「自分は攻撃されている」と認識します。自分と他人の区別がつかないのですから。逆に他人を愛せば愛すほど潜在意識は「自分はとても愛されている」と認識します。
汚い言葉で人を罵るたび、心の中で人を呪うたび、その人の奥底の本当の心は「どうして私をいじめるの!」と泣き叫んでいるのです。そんなことを続けていれば心や身体に不調が起こるのは当然ですよね。
他人の不幸を望んでいる人へ
あなたを苦しめているのは他ならぬあなた自身なのです。
あなたを救ってくれるのも他ならぬあなた自身なのです。